天井埋込形1方向 ハウジングエアコン ダイキン S50RCV +ワイドパネル 交換工事(世田谷区)施工事例です。

天井埋込形1方向 ダイキン S50RCV 交換工事(世田谷区)施工事例になります。

いつもお世話になっております。ハウジングエアコン専門店、株式会社中村建創の岩田と申します。

本日は天井埋込形1方向のハウジングエアコンの交換工事を承りました。
こちらが施工完了後の写真になります。

ダイキン S50RCV 天井埋込1方向 + ワイドパネル

天井埋込1報告 施工前

既存のエアコンはS50RCVの開口サイズよりも広く開口されており、そのまま取り付けるとエアコンとボードの間に隙間が出来てしまう状態になります。

隙間を見えなくするために今回はワイドパネルを使用して天井面の隙間を塞ぎ、それから天井埋込1方向のエアコンを設置しております。

現在つけているエアコンが大きくて新しいエアコンの方が小さい時にはワイドパネルを使用する事で設置が可能になりますので、お気軽にご相談下さい。

 

最初に室外機へポンプダウンを行ないます。高圧側のバルブを閉め強制冷房運転をする事で、ガスを室外機へ閉じ込めます。

その状態でしばらく動かしていると冷媒ガスを閉じ込めれるので次に低圧側のバルブを閉め完全に閉じ込めます。

バルブを閉めたらすぐにエアコンを停止させます。エアコンのブレーカーを切り室内機と室外機の取り外しにはいります。

天井埋込エアコンの2名での施工となります。1名は室外機の取り外し、1名は室内機の取り外しを始め、2名作業が必要な時は声をかけあいながら作業を進めて行きます。

今回の施工は室内機のすぐ近くに壁や扉が有るので、周りに注意しながら慎重に室内機の取り外しを行ないます。

表のパネルを取り外し次に通信線、冷媒配管、ドレン配管を外していきます。

後はボルトを外せばエアコン本体を降ろせる状態になりましたら、2名で天井からエアコンを慎重に降ろしていきます。

そのまま周囲にぶつけないように室外まで慎重にエアコンを運び出します。

室外機も同じように慎重に室外へ2名で運び出します。

 

既存の室内機を吊るして固定している部材と新しいエアコンを固定する為の位置が今回はずれている為、天井裏で吊り位置を変更できるように部材を組み直します。

ドレン排水用の塩ビ管を新規エアコンの位置に合わせて作り直します。冷媒配管の長さが足りない場合は配管を追加して延長します。

本体の配管接続部に位置が合うようにパイプカッターで銅管を切断しリーマーでバリを取ります。エアコン本体からナットを取り外して銅管側へ付け直しフレアツールでフレア加工をします。

フレア内側を鏡面仕上げにし傷が無いか、歪んでないか、削りカスがついてないか確認をします。

塩ビ管の位置をエアコン本体のドレン位置に合うように加工して塩ビ用のノリで接着していきます。断熱材で塩ビ管をしっかりとつつみ、隙間が出来ないようにビニールテープで巻きます。

今回は天井開口がもともと大きくワイドパネルで開口を隠すようにするためワイドパネルの取付位置から逆算でエアコン室内機の固定位置を決めていきます。

エアコン本体を2名で天井へ持ち上げて固定します。

冷媒配管はトルクレンチで締めて固定します、トルクレンチを使用する事で適正な強さでナットを締める事ができ締め付けすぎる事にガス漏れの防止になります。通信線をしっかりと接続し抜けない事を確認します。ドレン排水を抜けないようにしっかりと接続します。

ワイドパネルと標準のパネルを組み合わせて室内機へ取り付けます。

パネル周辺を確認して天井の隙間が無い事を確認してからビスを締め固定します。

室外機側の冷媒配管の長さが足りない時は溶接をして銅管を繋ぎ延長します。

冷媒配管を短い範囲で強く曲げると配管が折れてしまう可能性が有るので、そのような場合には配管を延長しループ状にして配管を折れないように施工する事も有ります。

冷媒配管をパイプカッターで切りリーマーでバリを取り破片が付いて無い事を確認してからナットを銅管につけてフレアツールで先端をフレア状に加工します。

フレアの内側が鏡面仕上げになり傷が無い事と汚れや破片の付着が無い事を確認します。

冷媒配管を被粘着テープしっかりと巻いていきます。

トルクレンチを使用して冷媒配管のナットを締めます。カチッとなる事を確認してチェック、再度トルクレンチで締めてカチッとしまったらOKマークを書きます。

冷媒配管を接続したら配管内の空気を抜く為真空ポンプを接続して空気を抜いていきます。

通信線を接続し、差込が確実か、抜ける事がないか確認しております。

真空ポンプのバルブを閉めてから真空ポンプについているマニホールドのメーターを確認してしばらくそのままにして配管接続が問題ないか確認します。

メーターが動かない事を確認できたら真空ポンプを取り外し、冷媒ガスのバルブを開けて配管内に冷媒を通します。

ブレーカーを上げてエアコンの試運転を行います。

暖房運転をし、お部屋がしっかりと暖まる事を確認できたらお客様にご確認頂きます。

本日も問題無く工事完了となりました。

ご利用有難うございました。

 

ハウジングエアコンの交換、取替えは株式会社中村建創にお任せください。

メーカー ダイキン
型式 S50RCV ワイドパネル
工事費込金額 ¥336,895-
地域 世田谷区
施工時間 約5時間

 

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